2026/09/29

試作めっきで失敗しないためには?量産前に確認したい6つのポイント

新製品の開発では、量産開始前にめっきの試作を行うことがあります。しかし、「試作品がきれいに仕上がったから量産も問題ない」とは限りません。試作めっきでは、外観だけでなく量産時の再現性まで考えて評価することが重要です。今回は、試作めっきで確認しておきたい6つのポイントを紹介します。

1. 母材を明確にする

まず重要なのが材質です。鉄、銅、真鍮、ステンレス、アルミ、亜鉛ダイカストなど、母材によって必要な前処理は異なります。同じように見える金属でも材質が変われば、密着性や仕上がりに影響する場合があります。

2. めっきの目的を明確にする

「図面にニッケルめっきと書いてあるから」だけではなく、防錆、導電性、はんだ付け性、外観、耐摩耗性など、何を目的としてめっきするのかを確認します。目的が明確になれば、めっき種類や膜厚が適切か判断しやすくなります。

3. 必要な膜厚と測定箇所を決める

電気めっきでは、製品形状によって膜厚に差が発生します。角部や突起部は厚くなりやすく、凹部や穴内部は薄くなりやすい傾向があります。そのため、「5μm以上」などの指定だけでなく、どの位置で膜厚を保証するのかを事前に決めておくことが重要です。

4. 実際の使用条件で確認する

外観が良好でも、実際の使用環境で問題が発生することがあります。必要に応じて耐食性、密着性、熱、曲げ、圧入、はんだ付けなど、実製品に近い条件で評価します。

5. 試作品と量産品の条件差を確認する

試作では数個だけ処理できても、量産では数百個・数千個をまとめて処理する場合があります。特にバレルめっきでは、投入数量や製品同士の接触状態によって仕上がりが変化する可能性があります。量産を想定した条件での試作も重要です。

6. 合格基準を量産前に決める

色調、光沢、接点跡、微細なキズなど、外観の判断には個人差が生じます。量産開始後の認識違いを防ぐためにも、限度見本や検査基準などを事前に決めておくと安心です。

試作めっきの目的は、単に「めっきできるか」を確認することだけではありません。量産時にも同じ品質を安定して再現できるかまで確認することが重要です。特に新規素材や特殊形状では、少量試作から条件を確認し、必要に応じて量産条件へ段階的に移行する方法が有効です。

当社では、新製品開発時の試作めっきから量産加工まで対応しています。千葉県を拠点に、東京都・埼玉県・茨城県など関東地域をはじめ、全国のお客様からご相談をいただいております。

対応可能なめっきは、

銀めっき、金めっき、ニッケルめっき、光沢スズめっき、半光沢スズめっき、真鍮めっき、亜鉛めっき、銅めっき、鉛フリー錫めっき、三価クロメート、ニッケルフリーめっき、化成処理、無光沢スズめっき、合金めっきなど幅広く対応しています。

対応母材は、

鉄およびその合金、銅およびその合金、亜鉛ダイカスト、洋白、アルミ・アルミダイカスト、ステンレスなど多様な素材に対応可能です。

「新製品にめっきを採用したい」「図面段階でめっき仕様を検討したい」「試作から量産まで同じ会社へ依頼したい」といったご相談も可能です。新規開発や試作めっきでお困りの際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

⇒お問い合わせ | 増田工業株式会社 - 千葉県我孫子市のめっき専業者    茨城県,埼玉県,東京都等広域に対応

下記をクリックいただくと詳細ページへ移行します。

⇒増田工業のめっき種類 | 増田工業株式会社 - 千葉県我孫子市のめっき専業者    茨城県,埼玉県,東京都等広域に対応

⇒製品ギャラリー | 増田工業株式会社 - 千葉県我孫子市のめっき専業者    茨城県,埼玉県,東京都等広域に対応

⇒増田工業のめっき種類 | 増田工業株式会社 - 千葉県我孫子市のめっき専業会社です。茨城県,埼玉県,東京都等、全国に対応